メンタルクリニックへ行く
駅から徒歩5分もしないビルの5階。
雑居ビル感がありましたが、クリニック自体は小綺麗でした。
感じのよい受付のお姉さんが2人。
平日の14時前でしたが、小さい待合室には先客が3人もいました。
なんとなく、メンタルクリニックっていかにも病んでる感じの人が行くのかと
変な先入観がありましたが、3人ともごく普通の表情。
そのうちワイシャツのおじさんは、いかにも会社の休み時間に来たような雰囲気でした。
私も普通に見えるんだろうか…と思いながら初診の問診票を書きました。
この問診票ですが、どの病院でも書く住所や氏名の紙の他に、
心理テストみたいな紙をもう一枚記入しました。
たとえば「死にたくなる」という項目があり、
「いつも・しばしば・たまに・まったくない」といった4段階から選ぶものです。
うーん、よくわからない項目もありましたが、適当で良いというので(受付の人が)、
まぁまぁ適当に丸つけ。
そして「どのような症状ですか」の項目には、具体的に書きました。
職場のストレスがあり、普段から気持ちが不安定なこと。
特に生理前はPMSが酷く、まわりの人とトラブルになってしまうこと。
自覚をしていても止められず、毎月辛い思いをしていること。
書いているうちに、あぁ20代の頃はここまで自覚がなかったな…としみじみ感じました。
自分の体や心に、どういう周期で何が起こっているか、
敏感に向き合えるようになったのは、30歳をすぎてからやっとだったと思います。
ここは事前予約制だったので、あらかじめ電話をしていきました。
14時からの予約は私ともう一人すでに通院されている女性がいて、
先にそっちの女性が呼ばれ、私は10分ほど待ちました。
緊張感は不思議となく、ぼんやり待ちました。